はじめに

東住吉介護センター 福祉用具専門相談員の小山と申します。
この度は、当ホームページをご覧くださり有り難うございます。
介護保険を利用しての福祉用具レンタルに関しては、ケアマネジャー
または地域包括支援センターに等に、ご相談ください。
介護保険外のレンタルに関しましても、ご相談をうけたまわります。
お気軽にお問い合わせください。
☎ 06-6628-8595(小山)

福祉用具とは

福祉用具とは介護保険を利用して車椅子や介護ベッド等の福祉用具を借りることです。
日常生活の自立を助ける福祉用具を借りることにより、可能な限り御自宅において自立した生活を送ることや家族の介護負担の軽減を目的としています。
福祉用具貸与では、介護保険で貸与が可能な品目が詳細に決められており、要介護度によっても対応が可能な品目が分けられています。
福祉用具貸与の概要・利用方法・品目について下記で確認していきます。

対応事業の種類

◎ 福祉用具貸与及び、介護予防福祉用具貸与
◎ 特定福祉用具販売及び、特定介護予防福祉用具販売
◎ 一般福祉用具販売(介護保険対象外商品)

レンタルが可能な13品目の福祉用具

介護保険で福祉用具貸与の対象となっているのは以下の13品目になります。
品目ごとにレンタルができる要介護度が異なります。
要介護度によって給付限度額が異なります。
毎月のレンタル料金の9割が保険給付され、自己負担は1割になります(※注)
【ご注意】※合計所得金額により自己負担割合は1割、2割または3割となります。


(1)車いす
介護保険の対象:要介護2以上
自走式車いす、電動車いす又は介助式車いすがございます。リクライニング車いす、ティルト式車いすも貸与の対象になります。
車いすは種類が豊富で、各社から様々なタイプのものが販売されています。レンタルの場合、身体状況に合わせて機種交換することができる利点があります。


(2)車いす付属品
介護保険の対象:要介護2以上
クッション、電動補助装置等であって、車いすと一体的に使用されるものに限る。長時間座る場合の体圧分散クッションや身体の安定を保つために使用するクッション、車椅子にセットするテーブルなどの商品がございます。


(3)特殊寝台
介護保険の対象:要介護2以上
起き上がりや立ち上がりを補助する機能を備えた特殊寝台(電動ベッド)。ご利用者さまの自立支援やベッドの上での介護、車いす・リフトへの移動など介助される方の負担を軽減します。さまざまな関連商品と組み合わせてお使いください。電動もしくは手動で高さや背上げ、足上げなどを行うことが出来るベッドが対象です。身体の状況に合わせたベッドをレンタル出来ます。不要になった場合にすぐ返却できることが出来る点がレンタルの利点です。要介護1以下の場合含め介護保険を利用しない「自費レンタル(全額自己負担)」でお使いいただく方法もございます。


(4)特殊寝台付属品
介護保険の対象:要介度2以上
マットレス、サイドレール等であって、特殊寝台(ベッド)と一体でレンタルとなります。身体状況が変わった場合に別の商品に変更ができるのがレンタルの利点です。車椅子からベッドに移動するために利用されるスライドボードなども貸与の対象品目です。


(5)床ずれ防止用具
介護保険の対象:要介護2以上
床ずれ防止する体圧分散マットレスには、素材、厚さ、機能などによってさまざまな種類があります。ご利用者さまの身体の状況とベットサイズにあわせてお選びください。


(6)体位変換器
介護保険の対象:要介護2以上
身体の下に差し込む体位変換器も床ずれ防止には効果的な商品です。
家族の介護負担を軽減するために活用できます。


(7)手すり
介護保険の対象:要支援1以上
取り付けに際し、釘を打ったり等の工事を伴わないものになります。
手すりにも様々なタイプのものがあります。
立ち上がりを補助する手すりや便器のサイドに置いて立ち上がりを補助する手すりなどがあります。
※工事を伴う手すりの取り付けにつきましては、介護保険の「住宅改修」を御利用することができます。


(8)スロープ
介護保険の対象:要支援1以上
介護の基本はご利用者さまも介助する方も、お互いが安全・安心で楽であること。
スロープを利用されることで、スムーズな移動や移乗を実現します。
段差を解消するための商品であり、取り付けに工事を伴わない置き型のものになります。
工事を伴うものは介護保険の住宅改修を活用することができます。


(9)歩行器
介護保険の対象:要支援1以上
筋力の低下や疾患で身体に不自由が生じたとき、安全に自分の脚で歩くためにはいろいろな場面で支えが必要になります。
それを実現するのが歩行支援関連商品。ご利用者さまの歩く能力にあわせた適切な歩行補助用具を利用しましょう。


(10)歩行補助杖
介護保険の対象:要支援1以上
松葉づえ、カナディアン・クラッチ、ロフストランド・クラッチ、プラットホームクラッチ及び多点杖に限る
カナディアン・クラッチは一歩足の杖と体重を支えるグリップで肩に近い上腕部を支えるカフのある杖です。
ロフトランド・クラッチは同様に、肘より下の前腕部で支えるタイプです。
プラットホームクラッチは杖の上部にある対話な部分に肘を置き、腕を固定した状態で使用する杖でリウマチの方などに用いることが多いタイプです。多くの高齢者が使用している、支えが一点の杖は福祉用具貸与の対象にはなりません。


(11)認知症老人徘徊感知器
介護保険の対象:要介護2以上
室内や屋内から出ようとした際にお知らせする商品です。マットセンサーをご利用者さまが踏まれると、ご家族のいらっしゃる部屋にチェムとランプでお知らせします。


(12)移動用リフト
介護保険の対象:要介護2以上

  • 室内移動用リフト…ベットから車いすへの移乗や居室内での移動に使用します。
    車いすから浴室やトイレへの移乗に使用します。
  • バスリフト…浴槽の上にのせ固定する商品。取付け工事を行わないもの。
  • 昇降座いす…立ち上がりや移乗の補助時の段差解消に使用します。
  • 段差解消機…車いすのままで外出を容易に行うための商品です。

 


(13)自動排泄処理装置
介護保険の対象:要支援1以上
介護保険をご利用の場合、本体はレンタル、レシーバーセットは購入となります。

  • 採尿器タイプ 自動的に尿を吸引します。トイレに移動・移乗できない方の、より自立した排尿を支援します。
  • 交換部品については、介護保険の福祉用具購入を活用することができます。

 


厚生労働省(福祉用具資料)

福祉用具貸与価格帯(介護保険適用の場合)

福祉用具レンタルでは、負担割合に応じて1割から3割が自己負担となります。
福祉用具事業所ごとに価格を決めることができるため、同じ商品であったとしても
事業所によって価格が異なります。
2018年度からは、個別の品目ごとに価格の上限が決められることになり、規定の価格
を超えた請求はできなくなりました。

種目利用者負担額(月額)
車椅子(自走式・介助式・電動)290円~3,500円
特殊寝台(1モータ~3モータ)730円~1,200円
床ずれ防止用具260円~1,152円
体位変換器72円~220円
手すり208円~1,100円
スロープ52円~1,760円
歩行器150円~880円
歩行補助杖100円~150円
認知症高齢者徘徊感知器330円~2,420円
移動用リフト1,046円~4,190円

車椅子は自走式・介助式共に1ヶ月間自己負担額290円からお貸しできます(介護保険適用)

特定福祉用具販売価格帯(利用者1割負担の場合)

種目利用者負担額(月額)
腰掛便座3,960円~339,840円
自動排泄処理装置の交換可能商品1,760円~2,090円
入浴補助用具880円~4,070円
簡易浴槽7,480円~19,580円
移動用リフト吊り具4633円~

※上記金額は消費税を含む全額となります

一般福祉用具販売

介護保険対象外の福祉用具や各種介護用品を多彩に準備しています。

商品提供会社

ダスキンヘルスレント天王寺ステーション様
三共リース株式会社様
 

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